他人を変えようとするな、自分が変われ。

2年前、コロナにより私メリーの環境は大きく変わりました。

ほんとうに仲良しだった友との別れ

子供を通じて仲良くなったお友達。

10年は仲良くさせてもらいました。メリーにはとても楽しい年月でした。

でも、コロナが発生してすぐの頃、メリーは心身ともに疲れ果ててしまいました。

あの頃はきっと、世界中の誰もが疲れ果てていたと思います。彼女も例外じゃあなかったはず。

ひょんなことで、彼女はメリーと距離を置くようになり、結果今では疎遠に。

あんなに一緒にいたのに、人間関係って怖いですよね。

自分は悪くない。相手が悪い、という怒り。

当時、悩みに悩んだメリーは最初こそ悲しみに打ちひしがれていたのですが、だんだんとそれが怒りに変わります。

「なんでメリーが悪いみたいになってんの。向こうが先に拒否してきたんじゃない。」

人間て、一人で思い悩んでいるとロクなこと考えなくて、思考がどんどん狭くなるもんです。メリーもまさにそのスパイラルに陥ってました。

あたしが悪いんじゃあない。向こうが悪いんだ。

そこに落ちます。落ちることで自分を納得させたいというか、もう自分をこれ以上キズつけたくないから相手のせいにしてしまうんです。

自分原因論と他人原因論。

コロナも怖かったし、人とも会いたくなかったメリーは子供も学校閉鎖になったこともあり、ずっと家の中に引きこもっていました。買い物は一週間に一度だけ。その他必要なものはオンラインショッピング。おかげでオンラインショッピングに慣れ今では重宝しております。

そんな時、現実と向き合いたくないのと考えすぎて頭がショートしかけていたメリーはスマホで「人間関係」、「コロナ 友達 ケンカ」など、検索窓にそんなワードばかり入れて自分が安心できる記事や動画を探しては観たり読んだりしていました。もう病気です。

もちろん、グーグル先生はそんなメリーにアルゴリズムを全開。あっという間にメリーのYouTubeや記事一覧にはメリーが食いつくであろうサイトや動画がガンガン上がってきましたw。

しかし、メリーの目に止まったのはいろんな本を解説している方々や、ビジネス系の方々、完全に自立してどんどん行動を起こし結果を出している方々でした。

その方々が口を揃えてある共通のことを2つ言っていたんです。

他人は変わらない。他人を変えようとするな。自分が変われ。

今ある結果は全部自分で決めた結果である。

恥ずかしながらこのメリー、40代のその時まで、そんな風に考えたことなかったんです。きっと、同じような言葉は目にしていたこともあるだろうし、言われたこともあったと思います。でも、響いてもなかった。

「ああ・・、メリー全部人のせいにしてた・・・。」

なんで、気づかなかったんだろう。今の今まで、結局自分が決めてきたことじゃないか。こうなったのは、自分がそうしてきたからじゃないか。あの時もあの時も。

そうなると読みもしなかった本を今更のように読みまくります。読書なんて嫌いだったメリーはまるで本の虫のように読みまくりました。

本の解説やビジネス系で紹介された本を片っ端から読みまくり、没入しました。難しい本もたくさんあったけど、読みました。今でも読んでいます。知らないことを知るのがおもしろいです。

結局メリーは、自分で決定することを恐れ、他人に委ね、他人に依存し、嫌われないように振る舞い、常に人の目を気にして生きてきた結果、他人原因論者になっていたのです。そして、友達も同様でした。

同じような人間同士で同じようなことを言い、寄り添って安心していたい生き物なんですね、人間は。それも致し方ないことです。人間ですから。

これを機にメリーは自分原因論で物事を考えようと決意しました。

人生やり直し。楽しく生きよう。

過去を思い出しては、

「あああaaaaaaaaaaaaaaああああ!!!!」

と消えたくなることってありません?メリーは山ほどあります。もう本当に戻れるなら戻ってやり直したい。でもそれはできない。

しかし、それがあるから今のメリーがいます。気づきを得て、今まで人のせいにしてきたからこそもう人のせいにしないと思えたし、他人に決定を委ねてきたからこそ自分で決定する勇気も持てた。

きっと今までのメリーだったら、そんなふうに思えなかったです。やっぱり後ろ向きのままで、ずっと過去の失敗を引きずりネガティブな感情で自分を否定し続けていたと思います。

それに、ブログなんて書いてなかったと思います(笑)。

行動を起こすのって勇気がいるし、なにより面倒くさいですよね。でもそれをやっていった人たちがどんどん成長していっているんだなあって思ったら、何かメリーもやりたいって思いました。

変わりたいって思いました。

そう思ったら、自分の人生なんだから自分が楽しいと思えることをなるべくやろう、と思えました。いままではそんなこと考えなかったというか、頭からそんなこと無理だし、なんて思っていたので考えたら楽しくなってきたんです。

これはもういっそのこと、メリーの人生ごと丸々やり直しだな、と。それもまたたのしそうだ、と。

本当は、引っ越して自分のことを知らない人ばかりの環境とかに身を置きたかったのだけど、一応家族もいるのでできません。今この土地でやり直すしかありません。以前のメリーを知っている人だらけです。本当は嫌です。

でも、人の目を必要以上に気にするのはやめました。それはとてもとても勇気のいることです。まだ会いたくないなあなんて思ってしまうメリーです。それを考える時間のほうが無駄なのに。

子育ての考え方が180度変わった。

メリー、実はとてもスパルタでした。お恥ずかしい、それがいいと思っていたんです。手も上げていました。とんでもないお母さんです。

でもそれも、メリーは父親のせいにしていました。メリーの父はとても厳しく、小さなころからビンタや頭をグーで殴る、とかたくさんありました。父の恐怖政治に家族はみんなおびえていました。

メリーは子供を産む前は、

「あたしはああはならない。絶対いいお母さんになるんだ」

と、強く思っていたのに結果父と同じような育児方針になっていました。本当に後悔しかない。あんな小さい可愛い我が子になんであんなこと、と今でも涙が出ます。かわいそうなことをした・・・と。

考え方が変わった今、子供に対する対応も自然に変わりました。

「まあ、いっかあ」

が増えたのは確かです。本当は言いたいけど、そこまで言わなくても本当は子供もわかってるんですよね。見守る、ということは親としてはジリジリしますが意外と子供はちゃんとわかってる、と今になってやっとそう思えるようになりました。

子供にも謝りました。前までのお母さんは間違っていた、と。

子供は、

「あの時は確かに嫌だったけど、今は違うから気にしてない」

子供のほうがちゃんとしてます。メリーのいまを見てくれていました。

まとめ

メリーは未熟者ですが、コロナによってさまざまな変化があり、その中で気づきを得ることができました。

・人は変わらないし、変えようとしない。自分が変わればいい。

・他人原因論ではなく、自分原因論で考える。

メリーはこれから人生まるっとやり直しです。失敗だらけの過去を否定するのではなくて、それがあるから今気づきを得たメリーがいるのだ、という気持ちでいます。

どうか、同じようなことで悩んでいるどこかの誰か。

人生はやり直せます。どうとでもなる。自分次第で。

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