10年前に買った中古の分譲マンションに住んでいたメリー一家。諸事情で賃貸マンションに引っ越すことになりました。時間がかかりましたが何とか買主様が決まり、来月にはお引越しです。忙しくなるなあ。
【お引越し決定】
10年。小さかった子供たちもすっかり大きくなり、メリーの身長も力も超えました。
一方、メリーと旦那氏の体力はすっかり落ち、顔のほうれい線もしっかりと刻まれ、当たり前ですが
老けました・・・。
10年の歳月はメリーたちにとって濃密なものでした。
子育て、お仕事、体調の変化、家族の体調不良、コロナ、別れ、資格取得、進学・・・。
濃密ゆえ、おうちも10年の月日を経て、すっかり姿が変わりました。
いや、変わり果てた、というべきでしょうか。
子供部屋の壁には、絶賛反抗期中の息子が開けた穴(開けた張本人はそれを「ウォールマリアの壁の穴」と名付けている・・。)
襖すべてにクレヨンの落書き、無意味に開けられた穴の数々。
3人分の線と数字しか刻まれないはずなのに、一番下から届くところまで小刻みにいろんなものの身長(長さ?)を測った線と名前が書いてある柱(しかも油性マジック)。
日本地図やアルファベット、ことわざ、公式、学校からのお手紙などを貼って何度も画鋲で開けてできた壁の無数の小さな穴。
破かれた壁紙。
無残にも息子たちにやられたおうちは、来月他の方の手に渡ります。
元々中古ということもあり、傷んだところはありましたが確実にこの10年でひどくなりました。
10年住んでみて今まさに思うのは、
中古で良かった・・・。
これ、入居するときにリフォームしたり、中古ではなく新築とかにしてたらメリー気が狂っていたと思います。
メリーが中古マンションンを選んだのは、小さかった子供たちがこんなことをするであろう、と予測していたから。
そして、メリーがそれを黙ってみていられないから。
これに尽きます。
ただでさえ子供が小さいころ怒ってばかりでしたので、これから成長とともにさらに増える子供たちのイタズラや落書き、アクロバティックな遊びに毎度怒り散らかしていたらさすがに子どもたちに良くない、と。
新築やリフォームしたての真っ白なおうちの壁や、きれいな床は、子供たちにとってでっかいキャンバスになります。
きれいではなかったシミだらけの襖にさえ、実際落書きしましたしね(笑)。
そんな中、諸事情で急遽お引越しすることになりました。
売りに出してから3か月以上経ってからようやく決まりホッとしております。
住めば都、とはよく言ったものでいざ引っ越すとなると、
「古かったけどなんだかんだ良かったよね、この家も」
なんて旦那氏と調子のいいこと言ったりしています。
何組も内覧には来るけどなかなか決まらなかったので、来るたんびにお掃除をしていたのですが、ある日いよいよ子供たちの不満が爆発。
「どうせ買わないんだから、もう掃除しなくていいじゃないか。」
わかる。わかるぞ、息子たちよ。
メリーも毎日仕事でしたし、日曜日しか休日がない中、内覧が決まれば毎回普段しないところの掃除をしていましたので、その気持ちはよおーくわかる。
でもね、来る人たちは毎回違う人たちなのよ。同じ人じゃあないの。
子どもたちも頭ではわかっていたのでしょうけど、毎度の掃除や知らない人たちがかわるがわる家の中を見ていくということにストレスを感じていたのかな、と思います。
でも、とにかく買主様も決まったことだし、一安心です。
【賃貸マンションの契約】
売れたのはいいけど次に住むところの賃貸マンションの契約もしなければなりません。
希望のマンションに家が売れたタイミングで空室が出ました。
これは本当に良かった。
お部屋も明るいし、古い建物だけど現代風にリフォームされていて十分なお部屋でした。
即決でしたが、これまた売買契約と並行して賃貸契約もしなくてはいけませんでしたので、ちょっと忙しかったですね。
でも、これであとはお引越し業者さんを決めて引っ越しするだけです。
季節も6月ということで引っ越しにかかる費用も少なくて済みました。
今の分譲マンションに来たときは3月でしたのでべらぼうに高かったんです。
今回はいろいろと大変なこともありましたが、タイミングが全て良かったと思います。
【引っ越しのあれこれ】
これからが大変です。
この今ある荷物を全てダンボールに箱詰めしていかなければなりません。
それだけではなく、住所変更の届出を済ませ、学校、職場、カード会社などにも変更手続きをしていかなければなりません。転送手続きも。
これがしんどいです。
考えるだけで、メリー吐きそう。
体力も落ちたメリーと旦那氏でどこまで頑張れるでしょうか。
ストレスと疲れに負けないようにしなければ。
そういえば、「引っ越しました♪」のお葉書とかも書いたほうがいいのかしら・・・。
知らせたい人に知らせればいいか♪
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